@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000216, author = {安井, 猛 and ヤスイ, タケシ and 田島, 裕之 and タジマ, ヒロユキ and 目黒, 恒夫 and メグロ, ツネオ and 箭内, 任 and ヤナイ, マコト and 宮崎, 正美 and ミヤザキ, マサミ and Yasui, Takeshi and Tajima, Hiroyuki and Meguro, Tsuneo and Yanai, Makoto and Miyazaki, Masami}, issue = {64}, journal = {尚絅学院大学紀要, Research reports of Shokei Gakuin College}, month = {Dec}, note = {「共感」の意義を異なった学問分野から統合的に考察する場合、そこには人間理解の豊穣さとともに多様な問題が現われてくる。「共感」は、人間の社会性を可能ならしめる概念であり、日常生活においても自明なものとして用いられる言葉である。しかし「共感」の意味内実をあらためて問えば、この概念はそれほど自明的ではなく、また共通理解の下で使用されているわけではない。むしろこの概念の歴史的変遷を見れば、その多義性が現われるのであり、それは却って「共感」における脱中心化の超克を巡る問題を露にする。この問題はさらに、「共感」において自己の自己に対する関わり、そして自己の他者に対する関わりが超越的行為として要請されることを開示する。そして問題がこのような次元になるとき、「共感」はキリスト教神学における愛との関連において、さらに人間の宗教経験との関連において吟味されうるものとなり、愛敵という意味の出来事として人間性を理解する地平もまた開かれてくる。, 10, KJ00008303303, 論文, Article}, pages = {1--15}, title = {「共感」を基盤とする多角的な人間理解}, year = {2012} }