@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000308, author = {杉山, 弘子 and スギヤマ, ヒロコ and Sugiyama, Hiroko}, issue = {72}, journal = {尚絅学院大学紀要, Bulletin of Shokei Gakuin University}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は5歳児クラスにおける多数決を用いた合意形成のプロセスを検討することである。ある幼稚園の5歳児クラスで毎月の誕生会の前後に行われるおやつ作りのメニューを決める話し合いを観察したところ、12回中11回で多数決が用いられていた。保育者は11回中9回で、採決の後、多数派の意見を決定としてよいかを確認している。多数派の意見に少数派も同意すれば決定となり、「異議」が出されればさらに話し合って、みんなが受け入れられるメニューが決定されていた。みんなが楽しく食べられるメニューにすることを前提として、「異議」を認め、合意形成を図っていたと考えられる。こうした多数決を用いた合意形成のプロセスにおいては、意見の違いがありうることを前提に参加者一人ひとりが自由に意思を表明でき、少数派の意見を尊重しながら合意をめざして考え合っていけることが重要であり、そのための関係づくりが保育の課題になると考えられる。, 4, P, 論文, Article}, pages = {1--10}, title = {5歳児クラスにおける合意形成のための多数決の使用}, year = {2016} }