@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000340, author = {髙島, 純子 and タカシマ, ジュンコ and Takashima, Junko}, issue = {74}, journal = {尚絅学院大学紀要, Bulletin of Shokei Gakuin University}, month = {Dec}, note = {本稿はルソーの民主主義理念の実現可能性を検証すべく、ルソーの理念を実現しうるような合意形成の在り方を機能的理念型として構築しようと試みた。それが本稿で作成したベクトルモデルである。このベクトルモデルは、ベクトル概念を応用して、まず個人の選好の志向性とその選好を実現するべく行使されるその個人の影響力の大きさを要素とする個人ベクトルを構成、その個人ベクトルが複数合成されることで社会集団を形成し、その社会集団は全構成員のベクトル要素を平等に反映する集団ベクトルを持つことになる様を、多様な人々の多様な選好を一つの集団的選好に集約する選好集約モデルとしてまとめたものである。これは現実の事象を抽象化した実現可能性のあるモデルであり、さらにルソーの理念をかなえるものであることを検証して、ルソーの理念の実現可能性の確認とした。これらの検討の結果、本稿モデルが機能する機能条件として“市民的徳”検討の必要性が示唆された。, 3, P, 論文, Articles}, pages = {1--12}, title = {ルソー的民主主義の機能的理念型を求めて : ベクトルモデル試論}, year = {2017} }