@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000377, author = {初山, 高仁 and ハツヤマ, タカヒト and Hatsuyama, Takahito}, issue = {75}, journal = {尚絅学院大学紀要, Bulletin of Shokei Gakuin University}, month = {Jul}, note = {本稿では心理学者のケーラーによって行われたチンパンジーについての実験に対する哲学者の三木清と技術評論家の星野芳郎、そして経済学者の仲村政文の評価についてまとめている。三木と星野とは技術を論じるにあたってケーラーによる実験を論じることから始めるというところで共通している。だからこそ三木の技術論は星野の説の原型と見られるところがある。仲村もまたこの見地を取っており、三木と星野とを大差ないものとして扱うところがある。しかし、三木の主張を細かく見てみると、エンゲルスやF.ベーコンの影響を受けたところが見て取れるのに対し、星野にはこうした見地は見られないのだから、両者に違いがあることは明らかである。本稿では、以上のような事実を踏まえながら三木と星野の差異を論じ、自然からの制約を重視したところに三木の技術論の積極性があると主張している。, 14, P}, pages = {1--10}, title = {三木清と星野芳郎の技術論 : ケーラーによる動物心理学実験の評価をめぐって}, year = {2018} }