@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000379, author = {田島, 裕之 and タジマ, ヒロユキ and Tajima, Hiroyuki}, issue = {75}, journal = {尚絅学院大学紀要, Bulletin of Shokei Gakuin University}, month = {Jul}, note = {ある大学構内のバス乗り場で日常的に発生しているバス待ち行列への割り込み防止対策として、バス乗り場近くにポスターを貼った立て看板を設置し、その効果を検討した。“バス待ち行列への割り込み禁止”というメッセージが書かれたポスターを掲示すると、平均割り込み者率は6.3%から4.4%に減少した。ただし、この変化は統計的には有意でなかった。ポスターを“バス待ち行列での割り込みはあなたの友人からも嫌がられています”というメッセージが書かれたものに変更すると、平均割り込み者率は2.2%に減少した。この変化は5%水準で統計的に有意であった。割り込み者率は、ポスターを撤去しても2週間程度は増加しなかったが、1か月程度経過するとわずかに増加した。本研究の結果は、迷惑行動に高確率で後続する弱化子を明記したメッセージの提示は、その弱化子が外からの観察が困難な事象であっても迷惑行動を長期間抑止する効果が十分にあることを示唆している。, 16, P}, pages = {27--34}, title = {大学構内のバス乗り場における割り込み防止の試み : ポスター掲示による対策}, year = {2018} }