@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000467, author = {山崎, 裕 and ヤマサキ, ユタカ and Yamazaki, Yutaka}, issue = {1}, journal = {尚絅総研論集}, month = {Jan}, note = {「飼育・栽培を通して生命を学ぶ」という観察教育の流れは、百年以上にわたって継続してきた日本型理科教育の特徴である。その中で、昆虫採集と標本作製は長年続けられてきた。ところが、「いのちの教育」が論じられるようになった1970-80年代を境に、昆虫の命を奪う標本作りは学校教育の中から消え去っていった。動植物の命に触れることなく、命の大切さを教え諭す形式となった。しかし、人格形成期といわれる幼児学童期に、標本作りなど、自然の中に存する命とディープに交わることこそ、真の「いのちの教育」ではなかったかと筆者は考える。それを証明するかのように、命に纏わる奇異な事件は増える一方である。標本を作る子どもがいなくなっただけではなく、あと十年もすれば、標本作製経験を有する教師も教育現場から姿を消すことになる。標本作りの教育性に着目し、それをいのちの教育に活用すべく、教育系学部の専門教育への導入を試みた。, P}, pages = {69--84}, title = {専門教育科目「理科教育法」における昆虫標本作製プログラムの試み : 今日の大学生が有する昆虫採集体験}, year = {2018} }