@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000502, author = {太田, 健児 and オオタ, ケンジ and Ota, Kenji}, issue = {79}, journal = {尚絅学院大学紀要, Bulletin of Shokei Gakuin University}, month = {Jul}, note = {日本の戦後教育学理論は東大教育学部が中心となり作り上げてきた。今回は堀尾輝久の学説をフランス教育学理論・フランス教育(思想)史の立場から中立的に分析していくが、特に「教育学の学理」「人間形成」「ネーション」「ナショナル・アイデンティティ」の観点を導入する。堀尾学説はモダンの産物といわれ、ポストモダン以降の立場からは厳しい批判に晒されているが、日本教育史のあるべき場所に定位し、さらにその今日性を問うていくことには意義がある。デュルケームの「分類の未開形態」、P. ブルデューの「ハビトゥス」の再検討、南原繁研究を研究課題としていた経緯も踏まえ、最終的に彼の目指す新しい教育原理を探る。その根底となるのは「社会」概念、「協働」概念にあると本研究は予想しているが、H. ワロン、P. ランジュヴァンらにみられるフランスの「一般教養論」の系譜との対比、社会学の学説史研究、ヴィゴツキー再読、エピステモロジー研究等によってそれが解明されるであろう。, 15, P, 論文, Article}, pages = {45--55}, title = {戦後東大教育学理論の系譜と新・教育原理創出の可能性}, year = {2020} }