@article{oai:shokei.repo.nii.ac.jp:00000061, author = {小原, 俊文 and オバラ, トシフミ and Obara, Toshifumi}, journal = {尚絅学院大学紀要, Research reports of Shokei Gakuin College}, month = {Jan}, note = {T, S. エリオットが、文学評論から次第に文化論、社会論にその軸足を移し始めたのは、1930 年代に入ってからである。エリオットの文化論を代表する『キリスト教社会の理念』『文化定義のための覚え書き』の二作は、マシュー・アーノルドの『文化と無秩序』を批判し、キリスト教を基盤としたヨーロッパ文化の再生を願って書かれた。本論では、彼の文化論とその担い手たるエリート集団の理念を、主にアーノルドとの比較により考察した。その結果、彼の社会の共通基盤としての宗教、その宗教が受肉化したものとしての文化、文化の創造者かつ伝達者としてのエリート集団、エリート集団を含む連続的な文化レベルをもつ階層社会といったその文化論のいくつかの重要な概念を導き出すに至った。彼の教育論や、彼を含むモダニズム文学評価への課題を残したが、稿を改めて論じたい。, 4, KJ00004642434, 論文, Article}, pages = {31--41}, title = {T. S. エリオットの文化論の一考察 : 文化定義とエリート階層の機能}, volume = {54}, year = {2007} }